老眼治療のリスク
老眼治療「伝導性角膜形成術」を受けることによって得られるメリットは、新聞や本の小さな文字を読むことができること、階段を安心して昇降できること、老眼鏡を使っているときは、かけるのが恥ずかしかったり、老眼鏡を忘れてしまいがちだったけど、そういうわずらわしさから開放されること、など様々です。治療そのものも簡単、短時間、痛みもない、と良いことづくめなのですが、リスクがまったくないわけではありません。老眼治療におけるリスクを説明いたします。
・目の異物感
治療後、1~2日程度は、目にゴロゴロとした感じや異物感を感じたり、涙目になったり、逆に目が乾いている感じ、また、痛みを感じることもあると思いますが、病院から処方される点眼薬を使えば、時間の経過とともに問題は解決します。
・副作用?
レーシックなどの手術の副作用と同じく、ハローやグレアの症状が出ることがあります。
ハローとは夜間に光がにじんで見えること、グレアとは光がまぶしく感じる現象です。これらの症状によって夜間には視力が低下してしまうということがあります。この症状が改善するには、半年程度かかる場合があります。
・左右の目の見え方が違う
治療後1ヶ月程度は、左右の目の見え方に差が生じる場合があります。これは、治療の効果が強く出すぎてしまった場合に生じる症状です。脳が、老眼が改善された見え方に慣れていないためにおこる症状です。通常3ヶ月を経過すれば違和感は消えていきますが、日常生活に支障がある場合には眼科医でメガネの処方を受けるなどする必要があります。
・乱視
治療後、乱視が発生する可能性がありますが、その場合には乱視矯正の治療を別に受ける必要があります。
・視力が戻ってしまう
治療をしてから6ヶ月以内に、治療によって回復した視力がもとの視力に戻ってしまう場合があります。この場合には追加の治療が必要です。料金が必要かどうかは治療を受けるクリニックによって異なりますので、治療を受ける前に保障について確認する必要があります。また、老眼が進んだことによって再治療が必要になった場合には、通常は有料での治療となります。
・視力が回復しない
治療を受けても、老眼が改善しない場合もあります。その場合には老眼鏡を使う必要があります。
・治療後は、もとには戻せません。
治療後は、角膜のカーブを元に戻すことはできません。治療を受ける前にクリニックの説明を十分に受けて、この治療法について理解することが必要です。